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PITTI UOMO 94 (2018) レポート その5 スーツ・ジャケット編2

PITTI UOMO 94 (2018) の見学レポート、今回はスーツ・ジャケット編の2回目です。

2019年春夏物の展示ということで、明るめで軽やかな素材を使ったものが多く感じました。
柄も小さめのチェック柄と無地の原色に近いカラーが多く、ストライプはちょっと少なめという印象です。
仕立てはイタリア、春夏物ということでアンコン仕立てが主のようでした。

それではカッコいい大人のためのスーツ・ジャケットブランド2回目のご紹介です。

 

■ Ravazzolo(ラバッツォーロ)

1959年、イタリアヴィチェンツァにて創業。ハンドメイドを駆使したプレタポルテのハイブランド。衿の立ち上がりや袖付けはさすがです。色柄もキレイなものが数多揃っていました。サファリっぽい胸ポケットも面白い。
 

 

 

■ ERRICO FORMICOLA(エリッコ フォルミコラ)

2008年にLuigi Borrelli(ルイジ ボレッリ)などで経験を積んだエッリコ フォルミコラ氏が創業したナポリのシャツブランド。と思っていたら、今回はスーツ、ジャケットの展示がかなり多くありました。こちらも伝統的なナポリのハンドメイド技法を用いてるようで、しなやかな印象です。着心地良さそう。
 

 

 

■ TITO ALLEGRETTO(ティト アレグレット)

2012年、ティト アレグレット氏がナポリで設立した新鋭ブランド。歴史は浅いが、イタリアでかなり勢いがあるブランド。
同氏はISAIA(イザイア)をはじめイタリアの超有名ブランドでディレクションやショップディスプレイを長く手掛けてきた業界有名人で、今回の展示会での見せ方もすっきりとして上品でした。ラルフローレン氏とも親交があるとか。
もちろん、ナポリ仕立てのスーツも着心地良さそう。