(フィレンツェ中央駅近くのバッソ要塞にて開催)
2018年6月12~15日にイタリア・フィレンツェでおこなわれたピッティ・ウオモの見学に行ってきました。
ピッティ・ウオモ(正式にはピッティ・イマージネ・ウオモ PITTI IMMAGINE UOMO)とは1972年から開催されている世界最大級のメンズファッションのトレード・フェア(展示会)で、毎年1月、6月頃に開催されています。
世界のそうそうたるブランドの新作発表の機会でもあり、イタリアの若手デザイナーの発信地にもなっています。
年々、その影響力と規模は膨らんできており、今回も1240ブランド(イタリア国外からは561ブランド)が出展し、
約3万人の来場が見込まれています。
日本からも多くのブランドが出展し、日本の百貨店や有名セレクトショップのバイヤーはほぼ間違いなく訪問していて、
買い付けや来シーズンのトレンドを掴んでいます。
取り扱いアイテムはビジネスからカジュアルまでのメンズウエア、バッグ、靴、アクセサリなどメンズファッションのアイテムを網羅しています。しかしながら、今回、見学してみると、レディースやインテリア系、はたまたアウトドアグッズやスマホケースのブランドなども出展しており、一概にメンズファッションの展示会とは言い難くなってきているかもしれません。
今回の見学についての第一印象はとにかくオシャレ! 来場者も出展者も老若男女みんながオシャレ。
ファッション雑誌を見ているようで、どこもかしこもモデルだらけみたいな雰囲気でした。
特に個人的には年配の方でオシャレな方を数多くお見かけし、こういう着こなし、年の取り方をしたいと感じました。
もちろん、出展されているブランドの展示方法や展示されているアイテムもカッコいいものが勢ぞろい。
LARDINI(ラルディーニ)、TATRAS(タトラス)、TAGLIATORE(タリアトーレ)、BALBA(バルバ)、CIRCOLO 1901(チルコロ)、PT01(ピーティーゼロウーノ)、GIANNETTO(ジャンネット)など日本の百貨店やセレクトショップで目にする有名ブランドが目白押し、さらにこれから日本で話題になりそうなブランドなど、どれも洗練されたものばかりでした。
今回はトラウザーズ(パンツ)、スーツ、ジャケットを中心に見学したので、次回からそちらのブランドを紹介していきます。